研修の内容と各回の流れ
3回は「知る」「守る」「対応する」の順に進みます。各回はその回だけで分かるように作ってあり、1回だけの参加もできます。
研修のねらい
AIの進化に合わせて、セキュリティエンジニアをはじめ、セキュリティの知識を持つ人を求める会社が増えています。3回のねらいは、その知識がなぜ必要なのかを実感し、学び始めるきっかけをつかむことです。
- ねらい1セキュリティの知識がなぜ必要なのかを、実際の事件と数字で知ります。
- ねらい2セキュリティエンジニアが具体的に何をしているのかを、演習で手を動かしてイメージします。各回の終わりに、演習と現場の仕事の対応を見ます。

各回の内容
11月17日(火)
生成AIと情報セキュリティ
攻撃する側がAIで手口をどう変えたかと、社内のAI利用に潜む穴を事例で見ます。ハンズオンでは、業務の情報を3段階に仕分けて匿名化します。
11月25日(水)
世界のハッキング事例と個人での対処法
海外と国内の大きな事件が、どこから入られてどう広がったかをたどります。ハンズオンでは、自分のメールアドレスとアカウントを点検し、偽のメールを見分けます。
11月27日(金)
会社としての対処法とこれからの考え方
会社が先に手を付ける対策と、攻撃の速さや規制の変化を見ます。ハンズオンでは、架空の会社の被害を題材に、最初の1時間の動きと第一報を作ります。

当日の流れ
| 枠 | 1日目 | 2日目 | 3日目 | 形式 | 時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| S01 | 本日の到達点と進め方 | 前回の振り返りと本日の到達点 | 前回の振り返りと本日の到達点 | 講義 | [10min] |
| S02 | 生成AIが変えた攻撃 | 世界の大型事件と顛末 | 会社としての対処 | 講義 | [25min] |
| S03 | 社内のAI利用に潜む穴 | 国内の事件と業務停止 | これからのセキュリティの考え方 | 講義 | [25min] |
| S04 | ハンズオン 生成AIに入れてよい情報の仕分け | ハンズオン 自分の守りを点検 | ハンズオン インシデントの初動と報告文 | ハンズオン | [40min] |
| S05 | ふりかえりと次回まで | 個人の持ち帰り | 持ち帰りチェックリスト | 講義 | [10min] |
| 閉会 | 質疑応答 | 質疑応答 | 質疑応答 | [10min] |
各回 [120min]。開始時刻は、当日のご案内をご確認ください。
事前セットアップ
開催日までに、次の準備をお願いします。手順は事前セットアップガイドに画面つきで載せています。
- 1
Chromeパソコンでの参加を勧めます。スマートフォンでも参加でき、ハンズオンはパソコンのほうが進めやすくなります
- 2
ZOOM質問はZOOMのチャットで受け付けます
- 3
Gemini(ブラウザ版)ログインしなくても使えます。開けるかどうかだけ確かめてください
- 4配布フォルダのダウンロードと展開参加する回のZIPを、お使いのパソコンに合う方で展開します
- 5照会に使うメールアドレス(2日目)漏えいの記録を調べる演習で使います。私用のアドレスから始めると進めやすくなります
配布物
ハンズオンで使う一式を、回ごとにZIPにまとめています。中身は同じで、日本語のファイル名の入れ方だけがWindows用とMac用で違います。
1日目の配布フォルダ day1_handson
11月17日(火)のハンズオン「生成AIに入れてよい情報の仕分け」で使います
| フォルダとファイル | 入っているもの |
|---|---|
00_コピペ用_当日使う文章.txt | Geminiに送る文面。ガイドの文面と同じものです |
01_情報の仕分け/ | 業務で扱う情報12件、仕分けの3段階、記入する仕分けシート |
02_匿名化/ | 匿名化する前の作業報告メモ、置き換えルール、匿名化後の見本 |
03_参考/ | 早く終わった方が読む、生成AI利用ルールの例と事例のメモです |
README.md | 中身の一覧と、ファイル名が読めない文字になったときの直し方 |
2日目の配布フォルダ day2_handson
11月25日(水)のハンズオン「自分の守りを点検」で使います
| フォルダとファイル | 入っているもの |
|---|---|
00_コピペ用_当日使う文章.txt | Geminiに送る文面 |
01_点検シート/ | 自分のアカウントの守りを書き込む点検シート |
02_メール判定/ | 判定する5通のメールの画像と本文、記入する判定シート |
03_参考/ | 漏えいの通知が届いたときの確かめ方と、職場に相談するときのメモの様式 |
README.md | 中身の一覧と、ファイル名が読めない文字になったときの直し方 |
3日目の配布フォルダ day3_handson
11月27日(金)のハンズオン「インシデントの初動と報告文」で使います
| フォルダとファイル | 入っているもの |
|---|---|
00_コピペ用_当日使う文章.txt | Geminiに送る文面 |
01_シナリオ/ | 架空の会社で起きた被害のシナリオと、検知メモ |
02_初動/ | 最初の1時間の選択肢、時系列メモの様式と記入例 |
03_報告文/ | 第一報の6項目と、報告の期限早見表 |
04_持ち帰り/ | 研修のあとに職場で確かめるチェック表と、職場に相談するときのメモの様式 |
README.md | 中身の一覧と、ファイル名が読めない文字になったときの直し方 |
座学スライド
当日投影する資料です。紹介した事例と数字の出典は、各スライドの末尾にURLつきでまとめています。研修のあとの復習にも使えます。
内容は2026年10月27日時点の公開情報に基づいています。
参考資料
講師の安田が国内外の事件を調べてまとめた資料「情報漏洩とハッキングの全体像 2026」を公開しています。2026年に公表された流出の一覧と、企業と個人が今のうちにしておくことを載せています。時間に余裕のある方は目を通してください。
ハンズオンの進め方
各回のS04で、40分のハンズオンを行います。ガイドには、STEPごとの操作、Geminiに送る文面、できたと判断する基準を画面つきで載せています。
| 回 | ハンズオン | つくるもの |
|---|---|---|
| 1日目 | 生成AIに入れてよい情報の仕分け | 記入した仕分けシートと、匿名化した作業報告メモ |
| 2日目 | 自分の守りを点検 | 記入した点検シートと、メールの判定シート |
| 3日目 | インシデントの初動と報告文 | 時系列メモと、経営層へ送る第一報 |
